「吾唯足知」(われただたるをしる)
京都の竜安寺にあるつくばいに刻まれた禅語ですね。
心に響く禅語であり、私は妊活に限らず、人生のテーマとして心に刻んでいます。
若い頃、京都に旅行に行った時は、ただ何となく観光するだけでしたが、歳をとり、経験を重ねていき、出張のついでに度々この竜安寺に行くようになってからは、わからないことはとことん調べ、勉強して行動するよう心がけています。
人生、上手くいかなくて当たり前。
唯一失敗しない方法は、何も行動しないことだ。
それでは生きている意味がないから行動するんですよね。
仕事やプライベートで上手くいかない時は、この「吾唯足知」を思い出すようにしています。
「吾唯足知」精神で希望を持って妊活する
例えば、私は給料が安いのですが、給料が安いのは、会社のせいでもなく、その状況を作り出した自分の責任なんですよね。
安いと嘆くのではなくて、まずは今の状況に満足するということが「吾唯足知」なんです。
はい、私は、今の状況に満足しています。
普通に給料を貰い、おかみちゃんと幸せに過ごせるこの状況だけで、十分満足なんです。
ただその一方で、不妊治療はお金がかかることなので、給料はもっと貰いたい、貰えないなら副業しなければならないから副業で少しでも稼ぎたい、そして子供も欲しいという希望があります。
もし、子供を授からなくても、おかみちゃんと2人である地に移住するという夢と希望があります。
ただ、不妊治療が上手くいかず、お金を稼げず、夢と希望が無くなったからといって夫婦関係が険悪になるのであれば、本末転倒です。
お金を稼ぐだけ、子供ができることだけに執着して、精神的に追い込まれ、人間的に魅力が無くなってはとても悲しい人生だと思います。
ですので、私は「吾唯足知」精神を心のベースにして、稼ぐことを諦めるのではなく、子供を諦めるというわけではなく、夢と希望を持って行動するようにしています。
・お互いの両親が生きているうちに孫を抱かせたい
・子供と一緒に旅行がしたい
・まわりを見ると、友達は子供の話しばかり・・・
などなど、確かにそれだけ考えると、自分の価値がどうなのか不安になります。
「もし、子供が授からなかったら・・・」
子供がいなくても、幸せな人生にしていけばよいのです。
それもこれも自分の考え方次第。
何事も心のバランスが大切なんだなぁと思います。
「吾唯足知」(われただたるをしる)
「子供が欲しい」という希望を大事に大切にしながら、自分とパートナーであるおかみちゃんも大事に大切にしたいですよね。
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