こんにちは。
前回の記事は、おかみちゃんが病院を転院した理由を書きました。
やはり、転院を決意したからには、それ相当の理由、様々な原因がありました。
今回は、産婦人科クリニックSから、JTD病院に転院した結果、今現在の状況を書いてみたいなと思います。
JTD病院に転院した結果
胚盤胞まで培養
以前通院していた産婦人科クリニックSは、40歳を超えると胚盤胞には育てない方針でしたが、JTD病院は、基本的には「胚盤胞まで培養しましょう」という方針でした。
おかみちゃん自身が迷っていた時も、心配そうな顔から察したのか、「統計的には受精卵の半分は胚盤胞になるから培養してもいいと思いますよ」と、前向きなアドバイスを頂きました。
受精方法も体外受精で問題ないとのことでした。
そして、結果として、4つ採卵できまして、体外受精で2つ胚盤胞まで育ちました。
内膜の薄さ
産婦人科クリニックSでは、内膜の薄さがクローズアップされて、いかに内膜を厚くするかということで、色々なサプリメントを採っていました。
しかし、JTD病院では、内膜の薄さにはほとんど触れず、8回移植して1回も着床しないのは何か別の原因があるのでは?、
ということで、色々な角度から検査をしました。
結果、子宮鏡検査で軽い子宮内膜炎があることがわかり、現在治療中です。
また、血液検査で甲状腺の数値が妊娠するには理想的ではないことがわかりました。いわゆる「橋本病」だったので、こちらも現在治療中です。
橋本病とは、歌手の綾香さん、サッカー日本代表の本田圭祐選手が患わっているとニュースで知られたバセドウ病と同じく、甲状腺の病気の一つです。バセドウ病は、ドイツ人医師の名前がつけられていますが、橋本病は、九州大学の橋本策博士が1912年に発表したことから、ご本人の苗字である橋本が使われています。
橋本病は、自分の免疫系が甲状腺に反応した結果、慢性的な炎症が起きている状態の病気です。中年女性の10人に1人が発症していると言われていますが、甲状腺機能が正常であれば、炎症が多少あっても問題ありません。ただ、炎症が進行してしまうと、甲状腺の働きが低下してしまうので注意が必要です。
治療の結果、抗生剤で子宮内膜は綺麗に改善され、甲状腺の数値も理想値まで下がりました。
大学病院としてのメリット
JTD病院は、大学病院なので、注射などは救急センターで対応可能です。救急センターで対応できる処置は、お盆休みを利用できたので、会社をあまり休まなくて済みました。
JTD病院は前向き対応
JTD病院は、大学病院なので、複数の先生方がいらっしゃいますが、どの先生が対応されても非常に前向きな考え方で、患者さんのことを第一に考えてくれることが伝わってきます。
先生からすると、素人的な質問であっても、きちんとわかりやすく答えてくれます。
私は、仕事をする上で人に説明するときは、「小学生でもわかる説明」を心がけています。
ついつい専門的な単語や話をしてしまいがちですが、ひょっとすると相手はそれほどの知識がないかもしれません。もちろん、小バカにせず、相手を尊重した上できちんと説明することは、病院に限らず、どんな仕事でも大切なことだなと私は考えています。
白い巨塔でいうところの財前先生と里見先生の違いですかね。
腕は素晴らしくとも専門用語を並べて威圧感を患者に与える先生、きちんと患者さんと向き合ってくれる先生・・・。
あ、また白い巨塔が見たくなってきました・・・(^^♪
まとめ
今回は、おかみちゃんがJTD病院に転院した結果を書きました。
まだまだ不妊治療は続きますが、JTD病院はおかみちゃんを「前向き」にする対応をして頂いています。
結果はどうなるかわかりませんが、「前向き」というのは非常に大事だと思っています。
さぁ、私も前向きになれるよう心身共に鍛えて、おかみちゃんをサポートしていこうと思います。
皆さん前向きに不妊治療されていますか?
皆さんの旦那様は前向きにサポートされていますでしょうか?
不妊治療というのは、夫婦がコミュニケーションを取りながら進めていく治療なんですよね、きっと。
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